歩く姿勢

★歩く

歩くは日常動作で一番難しく、おそらく赤ん坊の頃から
行っている動きだと思いますのでだいぶ歩く経験年数は
長いと思います。

歩き方を考える必要があるのか?というと
歩き方は個性なので特に考える必要はないかもしれません。

ただ歩き方の個性でどこかしらに痛みが出る癖が
あるのであれば考える必要があると思います

歩き方で不具合が出るとしたら
何かしらの原因で歩き方を変えた場合に限るともいます。

片足を怪我して治す間はいつもの歩き方ではないので
その癖がついて歩き方が変わったり
感情や疲れで変わった場合、または運動なので
歩き方を変えなくてはいけない場合などです。

おそらく赤ん坊の頃からの歩き方をしていれば
そんなに問題は出ないのではないかと思います。
その後何かしらの変化がおきて歩き方を変えて
不具合が出るのだとも思います。

腰は前にしても後ろにしても横にしても
疲れやすくなります。

腰だけは真ん中にしておくのがベストです。
状況により右に寄せたり、左に寄せたりしたくなると思いますが
できればあまりしないでください。
これは骨盤という大きな骨で立つということではなく
股関節で立つということになるので股関節が痛くなり
背骨も曲がってきます。

なので歩き方は個性で正しい歩き方など
存在はしないと考えています。

個人個人での正しい歩き方はありますが・・・

歩き方を考えるときは関節の位置、足の位置と
いうよりいかに自然に動けているかということが
ポイントになると思います。

最終的なことを言ってしまうと
脚のことを意識しないで歩けていることが
一番です。
無意識に動かしている時が一番自然で
無駄な力が関節にかかりません。

楽な歩き方というのは脚を考えないという
ことになりイメージでいいますと
骨盤から脚が生えている感じです。
骨盤の根元が動けば先は自然に大きい動きに
なりますので腰の意識は必要になりますが
足運びは自然にうごかすことです。

また足首を伸ばす、膝を伸ばす、股間を伸ばす
ような歩き方は不自然で身体に大きな
負担がかかります。

自然に関節が曲がって動くようにしたほうが
良いというか無意識で動く場合は
自然に曲がっているはずです。

足先の位置、膝の位置というのは
個人差があり位置が違うから悪い歩き方という
ことにはなりません。
その人にとっての正常であればOKだと思います。

たまに痛みもないのに無理に正しい位置にしようと
する人もいます。
この場合はほとんどが逆に不具合が出てきます。
痛みのある場合は考えなくてはいけませんが
痛みがない場合は無理に変えないように
したほうが良いと思います。

点心整体が考えるよい歩き方は自然体で歩く

腰は後ろにさげず、前に出しすぎずに
あまり動かさないようにする事
足運び骨盤の根元から自然に動くこと
上半身は骨盤に乗っかっていて
腕はただ肩からぶる下がるだけ
けしてシャキっとしている歩き方では
ありませんが身体の負担は少ない
痛みのでにくい歩き方だと考えます。

動作学的には正解ではない動きだとは
思いますがあくまで私が感じたことと
いうことでご容赦ください。

(2019、11月) まだ作成中のため今後も更新していきます。