冷え性・不定愁訴・自律神経

頭痛ややる気がおきない、めまい、不眠など
病院で検査をしても異常がなく原因が
特定できない場合など不定愁訴と言われます。

主な不定愁訴
倦怠期 疲れやすい ほてり のぼせ 動悸
多汗 皮膚のかゆみ 耳鳴り 目の症状
食欲不振 胃痛 胃もたれ 頻尿 便秘,下痢
首、肩痛 腰痛 しびれ 手足の冷え
月経異常 頭痛 頭重 めまい 息切れ
イライラ 不安感 不眠 頭熱足寒など

だいたいの症状では特定の原因が
見つからず検査をしても
「様子を見てみましょう」で
終わってしまいますが整体では検査で
特におかしな数字がでていなくても
体表になんらかの変化で現れてくると
考えています。

不定愁訴での症状は原因が見つからないので
自律神経失調症や更年期障害と
言われることもあります。

また疲労 環境の変化、季節の変わり目などの
外的な要因や生活習慣、ストレス、などの
心因的な原因で不定愁訴の症状がでてきます。

特に五臓六腑の働きからくるものがたくさんあり
五臓六腑、自律神経のバランスを整える事で
様々な不定愁訴が改善されていきます。

自律神経とは・・・
自分の意志とは別に心臓を動かしたりなど
内臓を働かしている神経の事で
活動時の交感神経休む副交感神経が
入れ替わり身体のバランスを保っています。

冷え性とは

冬の時期やクーラーの当たりすぎなど
外的な原因で冷たくなっているわけではなく
体や下半身、手や足の末端が冷たくなっている
症状をいいます。

男性でも冷え性のかたはいらっしゃいますが
圧倒的に女性のかたで悩んでいられる方が
多くいらっしゃいます。

気にしなければ気にならない症状かもしれませんが
冷えが治らなく辛い時もあります。
またほかのツライ症状にもなっていきますので
改善できたら改善したほうが良い症状です。

冷え性の女性
冷え性

冷え性の原因

冷え性の原因はたくさんありますので
1つずつ確認していくようになりますが
大きくは血流が悪いということになると思います。

その血流がなぜ悪いのか、悪くなっているのかというと

運動不足
食事の不摂生
生活習慣の乱れ
ホルモンバランスも乱れ
自律神経の乱れ
など・・・
などがあります。

またゴースト血管と言って毛細血管が
消失してしまっている場合があります。
毛細血管に血が通っていないので足は冷えます。
ゴースト血管は主に足首周辺に見られます。

冷え性改善

原因のとこにも書きましたが
結果的に血流がよくなることが大切です。
そのために効果的なことは
運動を習慣的に行うこと

便利な世の中なので日常ほとんど体を動かさなくても
仕事するにも遊びに行くにもできてしまいます。
なので運動不足にはなりがちになると思います。

運動が好きな人は良いのですが
運動があまり好きではなくて冷え性の人もいると
思います。
運動が好きではないのに無理にすると
体を痛めてしまったりするのでおすすめできません。
また運動は種類にもよりますが
けして健康、バランスに良いわけでは
ありません。

偏った動きがクセになりますので
運動をしていても体が歪み腰痛、肩こりに
なる人は多くいらっしゃいます。

運動が好きではなくても、安全な運動は
散歩です。
歩く動きはどんな人でもできます。
冷え性での運動は散歩をおすすめしています。

陰性の体を冷やす食べ物をなるべくとらない
食材、飲み物には陰性、陽性という性質があります。
陰性は体を冷やすもの、陽性は体を温めるものです。
大まかにいいますと夏に取れる食材や飲み物は
体を冷やしてくれます。
冬に取れる野菜は体を温めてくれます。

現代は季節は関係なくなんでも食べれますので
季節の野菜、飲み物などはあまり考えないと思います。

例えばトマトときゅうりが好きで冬でも食べている
麦茶が好きで冬でも飲んでいるということは
上記の野菜も飲み物も体を冷やす性質があるので
体は冷えます。
食べ物、飲み物の性質を把握して
体が冷える食材は取らないようにしていきましょう。

整体でも全身を整えて血流が良くなるように
施術していきます。
冷え性だけでも全身を整える施術を致しますが
冷え性だけではなく
あわせてほかの症状、例えば頭痛や肩こり
足のむくみ、腰痛などありましたらお伝えください。
一緒に整えていきます。

ストレスと身体の不調

辛い症状があって検査をすると
ストレスが原因と言われることがあると思います。

ほとんどがストレスを感じていないのに
なんでだろうな?
ストレスが原因ではないのではないか?と思うかも
しれません。

確かに普段の意識ではストレスを感じているという
自覚はないとそう考えてしまうと思います。

ストレスが体になにかしらの症状を起こしている場合
ほとんどは意識しているものではなく
無意識にストレスを感じていてそのことが
体に症状として出ている場合が多くあります。

無意識ということは自覚していないので
確かにストレスが原因と言われても
本当かなと思ってしまいます。

昔から心身一如と言われていて
身体と心は同じという考えがあります。

ただストレスを感じていないのに
ストレスが原因で身体に症状を
きたしているようでしたら
心身一如ではなく身体と心は別々と
言えると思いますが意識していることは
そんなに身体とリンクしませんが
無意識の部分はとっても身体とリンクします。

本当は意識も身体とリンクすると
良いのですが普段身体に意識を向けていないと
なかなか難しいと思います。

ではそのストレスが原因の症状を
どうしたら良くなるのかということに
なりますが
まずはストレスを認識するという
ことからになると思います。

無意識であるのですから
しっかり日常を見ていくと何がストレスに
感じているのかがわかると思います。
その改善の繰り返しがストレスが原因の症状を
良くしていくことになります。

無意識がストレスを感じてこなくなると
身体はしっかりと変わって来ます。

薬をのんですぐ良くなるというような
症状とは別なので焦ってしまうかもしれませんが
ストレスの症状は焦るとなかなか
よくならなかったりします。

じっくり取り組んでしっかり不調をよくしていく
というスタンスが最終的な近道になると思います。