サピエンス全史を読んで

こんにちは点心整体の三ツ橋です。

ようやく遅ればせながら読み終わりました。サピエンス全史上下巻です。
この本は2016年発売の本なのですでに6年も前の本になります。
2016年の時にはこの本のことは知らず、2年前くらいに
やっと存在を知り、ずっと読みたいなと思っていたのですが
そのままにしてしまい、今回ようやく2022年に読み終わりました。

読み終わりお勧めの本になるのかそうではないのかと
言いますとどちらともいえない読むと面白いしけど
なんとなく明るい気持ちになるような本ではないので
すっきりというより読み終わってモヤモヤするような本です。

大きなくくりでサピエンスの全史で
認知革命がおこり農業革命がおこり、科学革命がおこり
今に至るという話になります。ブログでは私が興味が沸いたとこだけ感想を書こうと
思います。

まず初めにホモサピエンスはネアンデルタール人に勝利して人類があるということです。
前々から不思議に思っていましたが例えば犬という大きな枠は有りますが
同じ犬でも全く顔も体も違う種類がたくさんいます。
犬といえば柴犬だけとかはありません。1種類ではなく犬でもかなりの犬種があります。
柴犬とかダックスとかチワワとか・・・様々です。
しかし人間はホモサピエンス1種類だけです。なんでだろう?
人間でも違う種類がいても不思議ではないのにホモサピエンスしかいないなんて不思議
だと思います。
この不思議もサピエンス全史では解決してくれます。
やはり大昔にはホモサピエンス以外に人類はいたのです。ただなぜか他の種と争いになり
他の人類は絶滅したということです。なぜ他の種と争いになったのか?
そこにまた疑問が生まれました。

ホモサピエンスは他の人種に比べて力も弱くまともに戦えば確実に負けるくらい
弱いみたいですがなぜか生き残っています。
なぜ生き残ったのか?大きなポイントは認知能力にあるみたいです。
想像力を働かせられること、他の人と協力をしあえることで自分たちより
力が勝る他の人種に打ち勝つことができたみたいです。

この認知能力というのは絶大な力があるなと改めて思わせてくれました。
この認知能力があるおかげでただの紙にインクで絵を描いただけのものを
お金として認知して便利に使えるようになり
国という勝手な線引きをしてそこに住む人達に国があるように見せて
国民である認知をさせます。
社会や法律も同じです。
そのようなものは決してあるわけではないのですがあくまでも社会や法律
があるということにしておくことが人類が生活をしていくということで便利になりますが
もともとは何もないのです。
認知能力によって想像しただけのものなのです。

確かにお金はみんなが価値があるという認識がなければただの紙ですし
お金の価値がないところに行けばただの鼻紙にしかならず
その紙では食べていくこともできないので生きていけません。
全員がお金に価値があるという認識を持たなければ
物の交換ができないのでお金に価値があると認知していかなくてはいけません。
最近では電子マネーが増えてきています。あれなども
ただスマホの画面に数字が出るだけで紙という物質すら存在しません。
認知がなければまったく成立しませんが今のとこはちゃんと成立しています。
ただこの架空のことだと知っているのと知らないのでは大きく違うので
サピエンス全史を読む価値はあるのかなと思います。

次に農業革命です。
今まで狩猟で暮らしていたので狩りをする時間がそんなに長くはなく
けして8時間労働ではなかったと思います。
狩りは収穫があるときもあれば収穫がない時もあるので
食べ物は安定はしていなかったそうです。しかし実労働は短いというメリットも
あるので割とのんびりと暮らしていたのではないかと考えられます。
その後に農業革命がおこり定住して食べ物を育て家畜を育てることで
安定した食物を得られるようになってきました。
安定した食物を得られるということは人口も増えていきます。
人口が増えることはいいことなのですが増えればその分食べ物も増やさなくては
いけません。
なので育てる量も増えていきますし、その管理に時間をかなりとられます。
農業をされている方はよくわかっていると思いますが
農業は労働時間が大変です。1日8時間きっちりというわけにはいきません。
今みたいに機械があるわけではないので大昔はかなり大変だったと思います。

狩猟生活と農業生活どちらが幸せなのかはわかりませんが
このことで人口が増えたことは間違いなさそうです。

この農業革命で感じたのは家畜の話です。
生きるためには仕方がないのですが人間はやはりひどいことをしてきています。
現在、何も悪いこともしていないようなふりをしていますが
それはただ知らないだけで人間は色んな残酷なことをしてきて今の生活が
あるのでなかなか眼をそむけてはいけない現実だと思います。
本による一例ですが家畜化するために例えば牛ですと気性の荒い牛は
早い段階で殺してしまうそうです。扱いやすいおとなしい牛だけ子孫を残せるようにして
どんどん扱いやすいおとなしい牛だけにしていくそうです。
頭が良いのか残酷なのか、けどおいしいお肉をいただけているので
改めて牛に感謝をしなくてはいけませんね。
また地球上では人間の次に牛の頭数は多いいそうです。
人間は食物を得て人口が増えていきましたが
牛は食べられるために頭数が増えていきました。
生きるという意味では増えるのは良いかもしれませんが
結局は食べられるために生まれてくるのですからなんとも残酷です。
豚も鳥も今私たちが恩恵を受けている動物はほとんど似たり寄ったりの状況です。
農業革命も良かったのか悪かったのか、人間からしたら
良かったのだとは思いますが難しい問題です。

このあとに私たちが良く知る科学革命で飛躍的に
生活が向上していきます。
今やどんだけ遠くにいても話ができます。直接ではないですが
カメラで顔を見ながらも話ができます。
夜でも常に明るく、冬でも暖かく、夏でも涼しく過ごせています。
科学革命の恩恵です。

ただ科学でできたものを使うのはやはり人間です。
科学だけものすごい速さで進化しましたが人間はそんなに早く進化は
できません。
科学でできた機械が悪いことはしませんが
その機械を使う人間は悪いこともしますし、もちろん良いこともします。
便利になっていくのは良いのですが
その便利を選択する人間が成長しなくてはいつか科学革命も
終わりが来てしまいます。

科学革命になってきますと明るい未来なのか怖い未来なのかが
わからなくなってきます。これからのことを考える問題定義として
読むのにはお勧めですがけして明るい気持ち、すっきりと読める本では
ないので覚悟をして読んでみてください。
読んだ感想も人それぞれなので!
ぜひ

横浜市戸塚区・泉区
健康専門院 点心整体
(Tel)090-4525-9109 駐車場有ります。

点心整体のホームページ
くわしくはここから

メールからご予約はこちらをクリック!

ラインからもご予約承れます。
友だち追加

お客様からの施術の感想
ご来院前の参考にしてください。
点心整体施術の感想

FaceBookページ
健康情報などはここをクリック>>>
いいね!お願いします。 !!

最寄駅:横浜市営地下鉄
踊場駅・中田駅・立場駅・戸塚駅

整体

前の記事

良い睡眠ができる呼吸法
整体

次の記事

整体の大事なとこ