2050年は江戸時代

有機農業をしていて
とても健康的でのびのびされている方とお話をしているときに
たまたま話にのぼった本
「2050年は江戸時代」 石川英輔著

2050年は江戸時代

前に流行った本なのか私は知らなかったのですが
1994年に発行された本です。
私が中学生ぐらいに出た本なので知らないはずです。

有機農業されている方はとてもこの本に影響された
ということなので早速、わたしも読んで見ました。

タイトルからなんとなくは想像できますが
内容的には2050年の話でその頃は
江戸時代のように自給自足のような生活を日本人がしています。

現代の私たちが生きている時代は東京時代と言われていて
2050年にその東京時代を知る人は少なくなっていて
東京時代は謎が多いい時代というふうに見られています。

大きい括りで言うのなら
現代を客観的に観るような話の本です。

今でも使っているカタカナ語
英語なのか和製英語なのかはわかりませんが
2050年の日本では古典扱いです。
たとえば
「マルチメディア時代のエンターテイメントVRのクリエーターとしては手段としてのデジタルを使いこなせる
アーティストであることがビジネスとして成立するための必須条件である。そのためにはアナログの写実的な
ビジュアル表現では不可能なイマジネーションの世界を・・・」
という文が出てきます。

この文章も未来の古典を勉強している人がやっと読めるような文章みたいです。

また東京時代の夏の暑さに関しては

昔の大都会は全体に温石みたいなものだった。
とにかく、ビルを建てるのが土地の有効利用だというので
いたるところに高いビルつまりでっかいコンクリートの塊を建てまくった。
コンクリートは人工的な石だから冬になると冷え切ってしまうが
春から夏にかけての太陽熱でじわじわと焼かれればおいそれと冷めない。
適当に暖まった頃、真夏になって焼けつくような太陽で1日あぶられると
本当に温石のように熱くなるから夜になっても熱を発散し続ける。

この温石をエアコンを使い冷やす、冷やすとまた熱が出るので
熱くなる・・・

また生活に関しては
畑に出る代わりに会社へ行ってビルの中に座ってコンピューターを操作して
歩く代わりに自動車を運転して結局はややこしい病気になる人が多かった。

現代で生活して渦中にいると慣れてあまりわからないですが
客観的に見ると現代の暮らしは理解に苦しむことが多いいみたいです。
冷静に見るとわかりますね。

この本が書かれた1994年から27年たった今も
1994年と対して変わり無いかむしろおかしなことが
進んでいるような気もします。

この本では東京時代はなんとなく崩壊していきます。
そして農業中心の新しい時代になり
人口も減り、車も減り、人工も減り、海外などいくこともなくなっていますが
幸せに暮らしています。

大変おもしろい本でした。

興味がありましたらおすすめです。
大人でなくても子供が読むのにもいいのではないかと思います。

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