人生の無敵タイムに

子供の頃にはさっぱりわからなかったのですが
大人になるとジワジワとわかってくる
短歌や俳句。

つらつら長い文で伝えるより
ぎゅっと短い文でじわっと伝えられる文章というか歌

そんな和歌ですが最近なにかの本で読んだ
安元法印という方の養生歌

「若き身の丈夫たのみの不養生　やがて老後の後悔となる」

相当昔の人、江戸時代くらいなのかもっと前の人なのか
現代でもふむふむと納得してしまう歌です。

10代、20代は健康のことなんて微塵も考えません。
人生の中での無敵タイムです。
30代になると少しおかしいぞとなり
40代になるとちょこちょこ不調が治りにくくなり
50代になると本格的に病気になり
60代になると病気とお付き合いになります。

人によって様々なので一概には
いえませんが若いときの無敵タイムのときに
どう過ごしているかがその後のポイントになるなと
よく感じています。

無敵タイムは痛くも痒くもないので
なかなか体のことを優しくはできませんが
この時の不養生があとからジワジワと
レバーを打たれたように効いてきます。

気をつけたいものです。