東日本大震災から11年

女川一中生の句

景色が一変した故郷、女川町 五七五にこめる中学生たちの想い
津波が町を襲ったあの日から――2011年5月と11月に、宮城県女川第一中学校で俳句の授業が行われた。
家族、自宅、地域の仲間、故郷の景色を失った生徒たちが、自分を見つめ、指折り詠んだ五七五。
記者として編者は、友や教師や周囲を思いやり支えあう彼らの姿、心の軌跡を丹念にたどる
amazonから引用

毎年この時期になると本棚から取り出して読み直す本です。

人間は経験から学ばなくてはいけない
そのためには忘れない事、伝えていくことがとても大切だと思います。

直接の被害を受けたわけではありませんが
とても悲惨な地震と津波と放射能のことは次の世代に
伝えていかなければいけない責任が経験した世代にはあります。

大東亜戦争のことも阪神淡路大震災のことも
どれだけ悲惨だったのか伝えていかなければなりません。

しかしまた学ばないでどこかの国が戦争をして
また悲惨なことが起きています。
詳しい事情はわかりませんが辛い思いをしている人がたくさん
いるのは確かです。
早く決着して欲しいと思います。

話しはそれてしまいましたが
この本は中学生が書いた俳句とその状況が載っています。
大人が書いたようなひねくれたものはなく
子供が書いた素直な句が心を打たれます。

うらんでも うらみきれない 青い海
星澤 岬さん

ただいまと 聞きたい声が 聞こえない
木村 朱里さん

3月のこの機会にぜひ読んでみてください。
おすすめです。

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